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子どもたちの感動エピソードを一つ
今日、園長先生と担任の先生から聞いたお話です
今朝、ある一人のおともだちがアゲハ蝶をもってきました。
そして、みんなで観察しようということで、
園長先生と子どもたちで、食べ物を集めたり、
ケースに足りないふたなどの準備をしたりしました。
そして、
年長組さんたちのお部屋で飼うことに!
しばらく時間がたち、
お昼頃、アゲハ蝶の様子を見ると、
なぜか元気がない。
どうしようかと、こどもたち
蓋を開けてみたら、
呼吸のための穴をあけてはいたものの、
飼育ケース内の空気に熱気があったということで、
子どもたち同士、話し合った結果、
逃がしてあげようということになったそうです。
蓋をあけたまま、
アゲハ蝶さんが飛び立つかなと様子をみていると、
バテて、飛ぶことができない様子。
心配そうに見ていたおともだちの一人が、
アゲハ蝶の足もとにそーっと指を近づけると、
それに気づいたアゲハ蝶は、
指にのぼってきました。
指をケースの外に出し、
飛び立つの待つおともだち。
そして、それを見守るおともだち。
そのうち、
離れない蝶をみて、「手品見たいでしょ」と面白がていると、
ピューっと一瞬、風が吹き、
その風の力を借りて、お外に飛んで行きました
それを見守っていた担任の先生が、
そのおともだちを、みんなの前で褒めてあげようと、
「誰が逃がしてあげたのかな」 と問いかけたところ、
その「指」の男の子が言った一言。
「風さんが逃がしてあげたんだよ」と。
その話を終礼の後、その話を聞き
先生たちみんな、その子の感性に驚くと同時に感動いたしました
子どもたちの感性って素晴らしいですね
見えないものを見る力。
そんな魔法にも似た感受性を持っている子どもたち。
これからの世界に必要な能力の一つではないでしょうか。
創造的想像力。
コミュニケーション能力につながっていくんだと感じます。
子どもたちから、大事なものを学ばせていただいた、
そんな一日の締めくくりでした
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