心に残るお別れ会になりました。
年中・年少 さんたちから年長さんたちへ、
歌のプレゼントの動画をアップいたしましたのでご覧くださいませ!
年長さんたちの歌のプレゼント、担任から子どもたちへの話のときは、
目頭が熱くなりました。
別れの涙
年長組の子どもたちの成長を喜ぶ涙
子どもたち同士がエールを贈りあう姿にまた涙
お別れ会を通して、
子どもたちや先生たちの涙が、
ともに過ごした日々を、
さらにつよく忘れなくするのだろうと思います。
よいよ明後日は卒業式。
明日もがんばっていきましょう!!
下の記事は、昨日届きました師範塾メールマガジンの一部抜粋したものです。
読みながら心がジーンとなりましたので、師範塾事務局の方の了解をとりまして掲載いたしました。
どうぞ、お読みくださいませ!
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■■ いのちを未来に〜母からの贈りもの〜(
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〜母乳が出なくても笑顔で〜
賀久はつ先生(むなかた助産院院長)
上野動物園で出産前の雌ライオンから雄ライオンを引き離すと、生まれた赤
ちゃんは育ちませんでした。次の赤ちゃんも、その次もうまく育ちません。五
回目に出産予定日を間違えて雄を一緒にしていたら、初めて赤ちゃんが元気に
育ったそうです。
五月、中川志郎元園長からライオンの繁殖にかかわった時の話を聞いて、た
くさんの子育ての謎が解けました。
野生動物は何時襲われるか分かりません。雄が集団を守っていれば、雌の体
からは安心してお乳を出すホルモンが分泌されるのです。家畜は飼い主が守り
役なので、雌は雄の姿を見ただけで「うーっ」と追い払います。
人間の場合も安心できる環境は大切です。おっぱいが出るように促すホルモ
ンはお産の進行を助け、高齢になってからも元気で過ごすために役立つとされ
ています。このホルモンの分泌には夫、助産師、家族、その他心から支える人
が必要です。
しかし、思うように母乳が出ないこともあります。その時は迷わず哺乳瓶で
ミルクを与えます。「おいしいミルクですよ、どうぞおあがり」と明るい声で
語りかけ、お母さんのとびきりの笑顔を添えてあげれば、赤ちゃんは手足をバ
タバタさせて「ありがとう、いただきます」と答えるはずです。
赤ちゃんは「四つの丸」を見て育つと言われます。顔の輪郭と目が二つ、そ
れに笑った口です。母の笑顔で愛情ビタミンがプラスされたミルクは、テレビ
や新聞を見ながら与える母乳よりもはるかに心豊かな赤ちゃんを育てるでしょ
う。
子育ては「手塩にかける」と言われますが、これは自らの手で味やにおいを
付けるということです。昔、料理に味を付けないで、テーブルの真ん中に塩を
盛り、めいめいが自らの手で塩を取り、好みの味をつけて食べたことからきて
います。
母は身体が弱く、六番目の末っ子である私の時は母乳が出ませんでした。私
は伯母のお乳をいとこと分け合って飲みました。それでも母の空のおっぱいを
六歳まで吸い、五十歳を過ぎても母の浴衣のにおいを覚えていました。
私自身も二度目の産後に、思いがけぬことでお乳が出なくなりました。子供
が大きくなるにつれ、お乳の出なかった母親は自分を責めることがありますが、
自分のできることをおっぱい代わりにやればよいのです。絵本を読んでやる。
肉声で歌をきかせる。おやつを手作りするなど、何でも良いのです。
二男が高校生になり、給食がなくなったのを機会に玄米弁当を作りました。
玄米に小豆を入れて炊くので、息子は友人から「いつもお祝いだね」と言われ
たそうです。
一年間続けた時、私は「これでおっぱいの代わりができた」と思いました。
同時に息子が悪いことをしたら、思いっきり殴ってやれる母親として自信が
持てた時、そこにはいのちいっぱいの息子の姿がありました。
(西日本新聞「いのちを未来に」より)
師範塾メールマガジン 第135号(3/15)より抜粋
水江様、ありがとうございました。
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